新潟レスキューバイク隊の活動報告(10日目)
(新潟レスキューバイク隊 蛯原氏より)
きのう(11月1日)、小千谷入りしていました。すでに国道8号線の見附大橋も開通していたのですが、その情報を知らずに、行きはこれまでどおり116号線を利用したのでした。9時に到着した時点ではすでに多くのライダーが集結していて、他県のバイクボランティア団体がバイク隊の運営を担当しました。
この日は30数台のバイクが集結しましたが、週末はもっと多く、日曜日は59台だったとのことでした。新潟レスキューバイク(RB)隊は私を含めて3名で、主に出発と到着の管理を担当しました。参考のためにこの仕組みを説明しておきます。
まず、配車係(前述の他県バイクボランティア団体)のところにニーズ票と活動指示書(兼報告書)がおりてきます。出動者(原則として2名以上で1組)が決まったら、名前入りの付箋をニーズ票に貼って出発・到着担当の我々の所に来ます。
我々は、出動一覧表とニーズ票に出発時間などを記載して、出動者を送り出します。ニーズ表は白板にマグネットで貼り出します。こうすると、誰が出動しているかが一目瞭然です。
出動者は活動指示書を持って、行先の地理が不明ならば、ナビゲーター班から説明を受けて、また必要ならば資材を自ら調達し、現地に向かいます。出動者の任務は道路や避難所の状況確認、小口荷物の搬送などです。任務が完了しますと、ボラセンに帰って来て、まず我々のところに来ます。
我々は、出動者の到着時間を記録し、ニーズ票と付箋を彼らに返します。バイク隊として確認しておくべき道路情報などはすぐにその場で聞き取りますが、それ以外の報告はボラセン全体の報告受付部に対して、ニーズ票と活動指示書(兼報告書)を提出して報告します。ただし、バイク隊は日赤班(バイク隊の隣にある)の管理下にあり、医療に関する情報などは、先に日赤班に口頭で報告してから、ボラセン報告受付部に報告します。これで全体としての流れが完了です。
出動者が現地で新たなニーズを掘り起こした場合には、1)バイク隊だけで対応できる場合はバイク隊でニーズ票を起こして、再度、上の流れに載せます。2)そうでない場合は、総務などに相談をして再びニーズ班がニーズ票を起こします。
ところで、上の流れは、バイク隊の出動者が一覧できるための特別の措置で、一般ボランティアの活動の流れは次のようになっています。
1)ニーズ班 電話や口頭で被災者からのニーズを掘り起こし【ニーズ票】を起こす。
2)マッチング班 ニーズ票に基づき、ボランティアへの【活動指示書】に転記をする。
3)送り出し班 活動指示書を掲示板に貼り出して、実際に活動できるボランティアを募る。ボランティアは希望する活動指示書に自分の名前を書いた付箋を貼る。人数が集まったら、ボランティアは活動指示書を持って出発する。
4)活動報告班 任務を完了したボランティアは活動指示書(兼報告書)を提出して報告する。活動報告書はニーズ班に戻されて、そこで最終的にニーズが満たされたかどうかを確認する。
ここでいくつか問題があります。まず、バイク隊のところで述べたように、資材調達係りが存在しないのと、資材が複数の場所に保管されていて、また毎日のように移動していて、バイク隊に限らず、ボランティアの活動に支障をきたしていることです。この解決のためには、市役所と交渉して、ボラセン側にうまく物資と情報が流れてくる仕組みを作る必要があります。
また、各班がまだ十分にうまく機能していなくて、円滑な流れを妨げています。たとえば、ニーズ班の起こしたニーズ票の中に下着60組などと書かれた書類がありました。サイズや男女別がわからないと揃えることは困難です。
この事例については、バイク隊のライダーがあちこち回って、余分に揃えることができて(ユニクロからの提供)、ニーズは解決しました。また、ニーズ班にはこのことを伝えて改善を促し、マッチング班にも衣服が調達可能であることを伝えました。このような問題解決のためには各班と連絡・連携するにはボラセン全体の組織と機能を理解していることが必要なのです。
きのう(11月1日)、小千谷入りしていました。すでに国道8号線の見附大橋も開通していたのですが、その情報を知らずに、行きはこれまでどおり116号線を利用したのでした。9時に到着した時点ではすでに多くのライダーが集結していて、他県のバイクボランティア団体がバイク隊の運営を担当しました。
この日は30数台のバイクが集結しましたが、週末はもっと多く、日曜日は59台だったとのことでした。新潟レスキューバイク(RB)隊は私を含めて3名で、主に出発と到着の管理を担当しました。参考のためにこの仕組みを説明しておきます。
まず、配車係(前述の他県バイクボランティア団体)のところにニーズ票と活動指示書(兼報告書)がおりてきます。出動者(原則として2名以上で1組)が決まったら、名前入りの付箋をニーズ票に貼って出発・到着担当の我々の所に来ます。
我々は、出動一覧表とニーズ票に出発時間などを記載して、出動者を送り出します。ニーズ表は白板にマグネットで貼り出します。こうすると、誰が出動しているかが一目瞭然です。
出動者は活動指示書を持って、行先の地理が不明ならば、ナビゲーター班から説明を受けて、また必要ならば資材を自ら調達し、現地に向かいます。出動者の任務は道路や避難所の状況確認、小口荷物の搬送などです。任務が完了しますと、ボラセンに帰って来て、まず我々のところに来ます。
我々は、出動者の到着時間を記録し、ニーズ票と付箋を彼らに返します。バイク隊として確認しておくべき道路情報などはすぐにその場で聞き取りますが、それ以外の報告はボラセン全体の報告受付部に対して、ニーズ票と活動指示書(兼報告書)を提出して報告します。ただし、バイク隊は日赤班(バイク隊の隣にある)の管理下にあり、医療に関する情報などは、先に日赤班に口頭で報告してから、ボラセン報告受付部に報告します。これで全体としての流れが完了です。
出動者が現地で新たなニーズを掘り起こした場合には、1)バイク隊だけで対応できる場合はバイク隊でニーズ票を起こして、再度、上の流れに載せます。2)そうでない場合は、総務などに相談をして再びニーズ班がニーズ票を起こします。
ところで、上の流れは、バイク隊の出動者が一覧できるための特別の措置で、一般ボランティアの活動の流れは次のようになっています。
1)ニーズ班 電話や口頭で被災者からのニーズを掘り起こし【ニーズ票】を起こす。
2)マッチング班 ニーズ票に基づき、ボランティアへの【活動指示書】に転記をする。
3)送り出し班 活動指示書を掲示板に貼り出して、実際に活動できるボランティアを募る。ボランティアは希望する活動指示書に自分の名前を書いた付箋を貼る。人数が集まったら、ボランティアは活動指示書を持って出発する。
4)活動報告班 任務を完了したボランティアは活動指示書(兼報告書)を提出して報告する。活動報告書はニーズ班に戻されて、そこで最終的にニーズが満たされたかどうかを確認する。
ここでいくつか問題があります。まず、バイク隊のところで述べたように、資材調達係りが存在しないのと、資材が複数の場所に保管されていて、また毎日のように移動していて、バイク隊に限らず、ボランティアの活動に支障をきたしていることです。この解決のためには、市役所と交渉して、ボラセン側にうまく物資と情報が流れてくる仕組みを作る必要があります。
また、各班がまだ十分にうまく機能していなくて、円滑な流れを妨げています。たとえば、ニーズ班の起こしたニーズ票の中に下着60組などと書かれた書類がありました。サイズや男女別がわからないと揃えることは困難です。
この事例については、バイク隊のライダーがあちこち回って、余分に揃えることができて(ユニクロからの提供)、ニーズは解決しました。また、ニーズ班にはこのことを伝えて改善を促し、マッチング班にも衣服が調達可能であることを伝えました。このような問題解決のためには各班と連絡・連携するにはボラセン全体の組織と機能を理解していることが必要なのです。
Comments
RS蛯原さまのご報告、とても参考になりました。
机上の空論より、現場の問題定義と改善提案。
そして、それを解決していくためのフィードバックや交渉力も、とても大切ですね。
ご迷惑にならない範囲で、続報を待ちたいと思います。
今日も震度5の余震がありました。どうぞみなさま、お気をつけ下さいませ。