繋がった!一枚のタオル・・・
穴水町との交流は、6月に山古志住民とともに訪れたことが発端で、
その際に、おみやげとして一本のタオルで作った
『も〜まけねぇぞう』を差し上げました。
この作品は、阪神、淡路大震災で『生きがい協働事業』としてスタート
し、全国から寄せられたタオルで作られています。
山古志へ戻り、何かみんなでできることはないか・・・
そう考えていた種苧原住民のおかあさんがたが立ち上がり、
山古志にちなんで、闘牛の『面綱』をつけたゾウに変身しました!
日頃の合間に集まりながら、現在もなお作り続けています・・・
この『も〜まけねぇぞう』を手に取った穴水仮設のみなさんは、
山古志住民と同様に、“作ろう!”という衝動にかられたそうです。
そして、さらにパワーアップした
『ホットちゃん』をみごとに作りあげました!
手を拭いたとき『ホット一息』そんな気持ちになってください・・・
ベビードレスを形どった、そのまま吊るして使える手拭です。
仮設のみなさんへと100枚ものホットちゃんを持ってきて
くださいました。
みなさまのやさしいお気持ちに感謝いたします!
〜阪神から山古志へ、山古志から穴水へ〜
一枚のタオルから創りあげられる発想豊かな商品は、全国の
みなさまからいただいた温かいご支援に対し、なによりの
ご恩返しになるのかと思います。
穴水町仮設には、仮設住民のボランティアさんが常駐していて、
現在の悩み、今後の進めかた、住民との繋がり・・・などなどの
相談を受けたり、中越沖地震の被災地、柏崎への慰問の際に
山古志仮設を訪れていただいたりと、温かい交流が生まれつつ
あります。
山古志仮設は現在でも、約90件ほどの住民が生活しています。
震災3年目を迎える今月も、少しずつ引越しが進んでいます。
ふるさとで暮らす日を目前に、住民のみなさんのさらなる我慢強さと、
力強さ、そして地域を守る意志の強さを改めて伺え知ることが
できました。
穴水町仮設のみなさま、暖かい贈り物をありがとうございました!
今後、寒さに向かい体調を崩さぬよう、くれぐれもお気をつけて
お過ごし下さいませ。
一日も早い復興をお祈り申し上げます。
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