にいがた災害ボランティアネットワーク

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福島派遣報告3

事務局の菅原です。
ここ数週間で、長野県や和歌山県では震度5強の地震が相次ぎ、三条市でもダウンバーストが発生しております。被害に遭われた方には心よりお見舞い申し上げます。

季節が夏に向かう中、東日本大震災による余震やゲリラ豪雨、猛暑による熱中症など、心配の種は続いております。そのような中、東日本大震災の被災地では間もなく震災発生から4カ月が経とうとしています。
当会では新潟における支援活動の他、事務局員2名を「災害ボランティア活動支援プロジェクト会議」のメンバーとして福島県内に継続派遣しております。

前回(4月)のご報告から大分間が空いてしまいましたが、この間の活動報告をさせていただきます。

○ノウハウ支援
事務局の李・菅原を福島県内に派遣。(延べ日数:約110日)
*福島県災害ボランティアセンターでの運営助言や組織体制の見直し
*浜通り地区災害ボランティアセンターの運営支援(新地町、相馬市、南相馬市など)
*福島県中通り及び会津地域の広域避難所の環境改善に関する助言
*社会福祉協議会とNPO・NGOとの橋渡し

※浜通りの状況について
沿岸部における、泥かきやがれき撤去などの復旧作業は収束に向かいつつあります。
また、被災された方の避難所から仮設住宅への入居が進み、生活支援体制の構築について、その重要性がより高まっています。
現在の災害ボランティアセンターは、生活復興支援センターへの移行期にあります。
これからは継続的かつ状況に合わせたより丁寧な支援が望まれます。
今後の浜通りの状況、支援情報に関しては、随時当会ホームページ等からもお知らせしていく予定です。

○災害ボランティア活動支援
福島県災害ボランティアセンターや新潟県災害ボランティア調整会議の企画によるボランティアバスにコーディネーターとして添乗。(事務局・菅原、計9回)
(6月4日(土)運行の福島県新地町行きボランティアバスの様子が、福島中央テレビ「がんばろう福島!」にて6月11日(土)放映されました。http://www.fct.co.jp/program/f_oshirase/)

○今後の直接的な支援について
今後も現地の状況をみながら、事務局(李・菅原)の福島への派遣を行ってまいります。
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