山古志災害ボランティアセンター

昨日まで3日間、東京から指圧のボランティアで来てくださった方がいました。
ご自分の指圧医院の休みを利用してなのに休憩をする間もないくらいに一日中、活動してくださいました。
一人ひとりを丁寧に指圧されるので、一日で10人くらいが精一杯。
指圧を気に入られた住民の方が「近くに行ったら寄りたいから住所を教えてください」と言われましたが指圧の先生は教えずにいました。
住民の方は「住所くらい教えてもいいでしょう」と思われたでしょう。
その場に居合わせたスタッフも同じように思ったでしょう。

活動を終えられてボランティアセンターに報告に来られた指圧の先生は、「営利目的で来たんじゃ無いんで住所を聞かれても教えないでいました」と言われました。
「対応がまずく、不機嫌な思いをさせたかもしれないですが・・・」
住民の方にはその旨、伝えておくので心配されないようにとお話しました。
小さなことですが、一言中継するだけで両方の思いが通じるものだと思います。

住民の方の立場。
ボランティアの方の思い。
我々はその両面を考え、時に橋渡し的なことも必要であったりするものだと、改めて考えさせられました。

さてさて「秋の花が咲き始めたな〜」などと思っているのも良いですが、周りの草刈も必要になってきたなと思うこの頃です。



そして、明日は虫亀集落での片付けボランティアです！
お天気変わりやすいこの頃、天候が心配です。