山古志災害ボランティアセンター

■住所:〒940-2148 新潟県長岡市陽光台4-1757-18
 山古志地域福祉センターなごみ苑内 山古志災害ボランティアセンター
■電話:0258−46−8859(9:00〜17:00)■FAX:0258−46−8837 ■E_mail: yamakoshi-vc@festa.ocn.ne.jp

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ギター1本

新潟市出身で現在千葉県柏市を中心に活動する、シンガーソングライターみほりょうすけさんがアコーステックギター1本で陽光台の集会所に来てくださいました。
みほりょうすけ
みほりょうすけさんの活動は関東にとどまらず全国を飛び回っており、今年4月には新潟中越復興応援CDを発売し、チャリティーコンサートも行っているそうです。
透き通るような声とアコースティックギターの響きが集会所の中の空気に清涼感をもたらしてくれた感じでした。
みほりょうすけ01

山古志の方の中にもギターやハーモニカを得意とする方がいらっしゃいます。
是非、機会をつくって演奏を聴かせていただきたいものです。


また、今日まで約一週間、同じく千葉県柏市よりマッサージの先生が滞在してくださいました。
避難所でも活動されていた方で、顔馴染みの住民の方も沢山いらっしゃいました。
みなさん少なからず肩や腰、腕や脚などの不調を感じているようで、連日、多くの方がマッサージを受けていました。

こんなことを言うのはなんですが、今回のように弱視の方をボランティアとして迎えるのはボランティアセンターとしても難しい所です。
宿泊は?食事は?送迎は?
「ボランティアは自己完結。自分で用意するものです」とは言えません。

混沌とした震災初期とは違う。受け口であるボランティアセンターが“面倒”と思ったりするのは可笑しなことで、色んな方がいて、色んな支援の方法があり、またその方にとってはそれでしか出来ない場合もあります。
それが住民の方に必要なことならば、しっかりと受け口として対応するべきで、対応できるだけの仕組みが必要だと思います。


□□□おやじの一言・・・□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
直ぐ近くに宿泊施設があったり、交通の便が良かったりするところだと良いが、山古志仮設住宅の辺りはそうとも言えません。
また、交通費や宿代など金銭的にも大変だ。
ある人は「経済的、時間的に余裕のある人がボランティア活動をする」と言われた。
一理ある。しかしそれは全てじゃない。

ボランティアセンターが“枠”や“既成概念”に囚われることなくボランティアセンターの自己完結に陥ることないようにしていきたいと思う。

また、午後に「中越復興市民会議」主催の「ボランティア・パワー・フォーラム in 中越」の一環で陽光台の集会所で参加者の方々との意見交換会が行われた。
参加者は市民、大学・研究所関係者、社協関係者、生活支援相談員など。
それぞれの問題や考えが伺えたが、中でも被災者である市民の方の意見が一番印象的であった。
そして被災者の方がこのような場で意見を発声できることの必要性を感じました。
問題に対しての共通認識をもつ意味でも有意義であろう。
しかし、それぞれには時間の掛かることもあるだろうが、この“声”がこの場で終わることなく、『答える』でなく『応える』ことが出来なければ・・・参加した者、そして被災者に意義あるシンポジウムと期待する。
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□byボラセンおやじ□□□□□□
活動報告 | - | -
ボランティアセンター | 2005/10/31 17:19
>みほさん
ご本人からのコメントに恐縮しております。
被災現場を見ることより、仮設住宅での現状と住民の方に触れていただくことがどれだけ大切なことか感じていただけたと思います。
そして、みほさんが感じていただいたことは、みほさんの活動に、歌に、なんらかの影響があるものと思っております。
これからも頑張ってください。
綺麗なお顔、期待して待っております(笑)
みほりょうすけ | 2005/10/31 14:11
お世話になりました。
報道じゃわからない事だらけで、
本当に宝物のような体験をさせていただきました。また必ず皆さんに会いに行きます。
僕の仲間も連れて。
皆さんの姿が僕らに、全国の人たちに
勇気を与えてくれています。
がんばりすぎず、笑顔を忘れず
元気でいてくださいね。
スタッフの方々も、本当に大変と思いますが、
体調等崩さないよう、お気をつけください。
元気が一番です。
僕の唯一の後悔は、髭をそっていかなかったこと。
次回は必ずきれいな顔でいきま〜す。
本当にありがとうございました。
ボランティアセンター | 2005/10/31 13:28
コメント有難うございます。
考えさせられる所です。
そしてとても悩んでいる所でございます。
抽象的ですみません。
N | 2005/10/31 13:01
ボランティアを提供する側の活動や考えを目に(耳に)することはよくありますが、受ける方々がどのような思いでおられるかということについてはあまり知られていないと思います(受け取り方も人それぞれでしょうし)。
なかなか機会もあまりないでしょうが、受け手側の忌憚の無いお考えを伺ってみたいと思うことがあります。