分水良寛会との共催で毎年開催しております。通常のルートのほかに良寛さんが上り下りした昔の参道を歩き国上の里を巡り乙子神社に立ち寄り、東参道を登りビジターセンターに戻りました。
ビジターセンターに集合し、分水良寛会会長の觧良先生のあいさつの後、国上寺へと出発しました。
先ずは、国上寺にて参拝。
長い石段を下り、途中の香児山休憩所に立ち寄り、五合庵へと下りました。「炊くほどに風がもてくる落ち葉かな」長岡藩の殿様の誘いを断ったと伝えれている句碑を見学。
五合庵は、国上寺の住職が隠居に使った庵です。最初に住まわれた萬元上人の墓所が五合庵の奥にあります。
おなじみの五合庵です。何代かにわたり住職の隠居所として使われました。建物も何回か建て直されたと伝えられています。
「いずくとも替国すれどわがこころ、くがみの里にまさるとこなし」と良寛さんが詠んだ詩碑が、本覚院本堂脇の庭にひっそりとたたずんでいます。周囲には。かわいらしいわらしの地蔵様が寄り添っています。
本覚院駐車場にて石碑を眺めながら一休み。以外に広い駐車場で車の回転も楽である。しかし、途中の道が狭く大型車は入れない。
国上の里に下りて、乙子神社の草庵を見学しました。分水良寛会の皆様のはからいお蔭で草庵の中も見ることができました。現在は、ひっそりとした山の中にポツンとあるように見受けられますが、良寛さんの頃は、神社の周囲にも沢山家があって、賑わっていた様です。
乙子神社の説明に聞き入っているところです。質問も飛び出し、女性の参加者も多く。有意義な良寛古道歩こう会でした。
最後は、登りです。乙子神社より車道まで階段をあがり、そこから東参道を登り朝日山展望台に出てビジターセンターに戻りました。今回の歩こう会で最も難儀しました。写真は朝日山展望台にある良寛像です。なぜか癒されます。今回は、分水良寛会の会員の皆様が「おめえやれや。おめえしゃべれや」と数人の方からガイドしていただき、新鮮さがあり楽しく巡る事が出来ました。この日の出会いに感謝します。分水良寛会のみなさんありがとうございました。