NGT48のセカンドシングルは長岡市の山古志地域の絶景の高台薬師の陵(おか)から始まる。
これが今までのアイドルMVとは一線を画す作品になっている。
アイドルになることの厳しさを、おぎゆか主演のストーリーで示され、そして何よりもセーラー服姿でスッピンでニコニコとお花畑にいたNGTメンバーが新潟市で撮影された大きな階段の場所で狂喜乱舞を始め、そして衣装に身を包みキチンとメイクした凄いダンスを始める。
そこでは、カワイイとしか言いようのない娘や清楚な娘・ユーモアに満ちた娘全てが狂気な踊りからアイドルになった姿を見せる。
これくらいバカになれないとアイドルにはなれないよ。
というメッセージですかね。
そういえば山古志の高台で日本海側の曇り空を語り「本当の青空」を探しに行く設定にもなっていたかと。
多様な曇り空こそアイドルの真実で、ファンには青空を見せる。
なんかそんなメッセージも感じました。
で、秋元康さんAKBグループとの関係は新潟市と長岡市でのエンジン01からのお話です。
新潟日報サイトに掲載されています。
★秋元康さんとAKBとNAMARA(2012年08月13日)
この中で秋元さんはNAMARAと新潟県の行政との関係に驚いて新たな可能性に気付いたようです。(エンジン01新潟は2007年開催)
お読みください。
新潟はサッカーのアルビレックスの成功をきっかけに、野球のBCリーグ、プロバスケなどを誕生させた地でもあります。
大都市圏とは全く異なる地方文化、NGTの可能性を感じていたのかもです。
その後長岡市で開催されたエンジン01で秋元さんは最後の音楽会を演出されたようです。
(諸事情で中止になりそうなものを急遽長岡市が引き受けたようです。この辺りも新潟県の行政の文化・芸術への理解を感じさせる部分)
この時にAKBも呼んでいます。
そのまとめはこれ
★エンジン01文化戦略会議「歌え♪長岡♪」最終日 togetterまとめ (2011年2月20日)
林真理子さんのNGTコスプレが衝撃です。
で、話はどんどん繋がり、この後長岡花火か何かで秋元さんは映画監督の大林宣彦と出会います。
そこでAKBの新曲「So long !」のミュージックビデオを長岡で撮影することになります。
上のビデオにもAKBの聖地がいくつかあります。
ということでNGT誕生前に既にAKBの物語はいっぱいあったのです。
だからNGT48は突然ふわっとできたものではありません。
NGT以降は次回。