山古志災害ボランティアセンター

■住所:〒940-2148 新潟県長岡市陽光台4-1757-18
 山古志地域福祉センターなごみ苑内 山古志災害ボランティアセンター
■電話:0258−46−8859(9:00〜17:00)■FAX:0258−46−8837 ■E_mail: yamakoshi-vc@festa.ocn.ne.jp

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関東の大学との活動

8月22日から9月18日の間、関東の大学とのコラボレートで山古志地域内でのボランティア活動を行いました。
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参加された学生ボランティアは延べ180人。50件ほどのお宅の片付けやゴミ出しの手伝いを行いました。
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活動の中には住民の方の家でのお手伝いだけでなく、公共施設の片付けや草刈などもあります。
前者が相手が見え反応が見える「直接的」な活動とすれば、後者は相手や反応の解らない「間接的」な活動とでも言えるでしょうか。
「直接的」な作業では家の中が片付き、家の方から感謝され気持ち良い活動となります。
「間接的」な作業は片付けて綺麗になっても誰からか感謝されることがありません。
また学生の中からスタッフとして運営や学生たちの後方支援的な作業をしてもらったのですが、彼らも本音は現場での作業に出たかったことでしょう。
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(学生スタッフ、グループリーダ、学校関係者との現地視察)
(作業活動前、学生たちによる活動資材チェック)

しかし、そのどれもが必要な作業であり、最終的には被災地復興に繋がっていることだと思います。どんな小さな活動も、詰まらなく思える活動も、その先には誰が、何が、と全体的な視点から見て活動する事が大切だと思います。
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現地での活動を終えて帰る頃の彼らはそれに気付いているのではないでしょうか。

「片付けするぞ!でも自分たちに何が出来るのか?」と気負いと戸惑いのあった彼らが帰る頃には「自分たちにも出来ることがあり、それは目に見えることだけでは無い」と来たときとは違い戸惑い無い良い顔をして話してくれます。
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その言葉の中には、人の復興のためには“心の支援”が必要なことをも意味しているのではないでしょうか。

彼らの現地での活動は終了しましたが、また機会があれば必ず来てくれることでしょう。
そしてこの活動が彼らの“始まり”でもあるでしょう。
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この活動を支えてくださった行政関係の方々と県、長岡市、山古志支所の各社協みなさん、資材調達や現場でのサポートをしてくださった「中越復興市民会議」「にいがた災害ボランティアネットワーク」のみなさん、そして現地での車両運転で活躍してくださった東京電力の有志のみなさんに感謝!有難うございました!
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□□□おやじの一言・・・□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
私たちの活動はまだまだ続く。
これから冬に向けて片付けなどのニーズがまだあると思われます。
さぁどういう体制でお手伝いをするか。
また冬には除雪のお手伝いが必要かと思われる・・・
ボランティアセンターの課題です。
そして仮設住宅内の「見守り」体制も充分とは言えません。
ボランティアセンターでは仮設住宅内の支援活動として継続して来てくださるみなさんの力を必要としています。
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□byボラセンおやじ□□□□□□
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