山古志災害ボランティアセンター

　
　
　
　
　
　
　

震災当初から家屋の片付けや引越し、さまざまなイベントの準備等でお手伝いをしてくださっている
東洋大の学生ボランティアさんたち。
今年の夏は、総勢９７人の学生さんが７つのクールに分かれ、入れ替わりでお手伝いにきてくださいました！
さまざまなイベントやお祭りの準備で、朝はやくから夜遅くまで作業が続く日もありましたが、
その日の疲れもなんのその！！
翌日にはまた、元気いっぱいに活動していました。
クールによって活動内容はさまざまでしたが、日に日に日焼けし、たくましくなっていく東洋大生に
山古志住民の皆さんから、

『これ、学生さんたちに食ってもらってくれいや』と、差し入れをいただくことも多々あり
『毎日かぐら南蛮とスイカを食べてます。。。』
なんていうクールもあったほど！！

『秋には故郷山古志へ！』という思いで、日々奮闘している山古志の住民にとって、
どんな大変な作業にも果敢に挑んでいる東洋大生の働きぶりは、あらゆる面で励みに
なったのではないでしょうか。
山古志住民の皆さんの日々奮闘している姿が随所に垣間見えた今年の夏でしたが、そこにはいつも
東洋大生のあたたかいサポートがありました。

現在、陽光台仮設住宅では、引越しの準備に追われる住民の姿も多くみられるようになり、
いよいよ約３年間待ち望んだ日が、近づいてきています。
熱い夏の活気とともに、実りの秋を運んできてくれた、東洋大の学生ボランティアさん。
本当にお疲れさまでした！！




【１クール】　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

活動の初日から、バーベキュー大会で夜遅くまで活動してくれた１クール！！
膝をわって話しながら、すっかり山古志住民の皆さんと打ち解けていました！
約１名倒れていた学生もいましたが…。。。

【２クール】

自らの故郷でお盆を迎えず、山古志でお盆を迎えた２クール！！
納涼会で、『へい！！っらっしゃ〜〜いっっっ！！！』と威勢よく作ってくれたカキ氷は
大好評でした。

【３クール】

果敢に小屋の解体をしていた男子チームとひまわりの種を一つ一つ丁寧に
とってくれた女子チーム！！
３クールが作詞作曲したラップ調の『信濃RIVER（信濃川）』は、名曲です。

【４クール】

大きな蚊と格闘しながら、ボードウォーク作りに参加していた４クール！！
リーダーを支えるメンバーのパワー（とくに女子）は、すばらしかったです。
あたたかい色紙、ありがとうございました！！

【５クール】

祭りの準備に奔走してくれた５クール！！
元気いっぱいのパワーで、お祭りを盛り上げてくれました！！
来年は、ぜひ相撲に参加してください！

【６クール】

稲刈りに、石拾いと炎天下での作業に元気よく挑んでいた６クール！！
農家の嫁になれるほどの手さばきでした。
動きやすいから…とピチピチした黒い服＋軍手のリーダーの姿は、ミッキー!!
と女子に大好評でした。

【７クール】

連日の外作業にも関わらず、ほんと〜〜〜〜〜に元気よく作業に挑んでくれた７クール！！
最後の締めにふさわしい活躍ぶりでした！！
スキー場から見た山古志の景色を忘れずに！！




トンカチさばきが職人並になったり、根元を見ただけでヒエと稲の見分けがついたり、
男しばりと女しばりが完璧にできるようになったり、山古志の方言を使いこなせるようになったり…

すっかり山古志になじんでいた東洋大の学生さんたち。
学生時代の１日は、大人になってからの何週間分もの濃い１日です。
その貴重な１日が山古志で過ごしたことで、さらに価値ある１日になっていたとしたら嬉しい限りです。
今回の活動でそれぞれ体感したことを、是非これからの人生に役立ててください！

東洋大のみなさん！！
本当にありがとうございました！！