山古志災害ボランティアセンター

12月後半に入り雪続きの空です。
26日に種苧原地区に行ってきました。
雪の壁は、なんと３メートル！
一面銀世界。
住民の方々は天候を見て山に「雪掘り」に通っています。
12月で４回の屋根の雪下ろしは今まで経験したことがないと、皆さん言われています。

東京都町田市の宗教法人からシュウマイと手紙、ハンドタオル（写真）が届き配布しました。



久々にお会いしたお年寄りの方もいたので少し話などもしました。

土曜の深夜あたりから雨が雪に変わった長岡市内。
薄っすらと白くなったりもした市内ですが、まだ積もるような雪ではありません。
山の方は既に白くなっておりましたが、また積もったようです。
これはもう根雪となりそうです。

雪が積もれば、山古志地域内に行くのが難しくなり、仮設住宅で日々過ごされる方が多くなると思われます。

冷たい雨が強く降る活動の始まり。
定例である集会所でのお茶会準備をしてから、長野県による日帰り温泉ツアーの招待日（独居高齢者のみ）であるのでその対応を。

新陽、陽光台、青葉台の各集会所までバスが迎えに来てくれるのですが予定時間になってもバスが来ないのですが、みなさんノンビリ待っていたようです。
バスをそれぞれの集会場まで案内しながら、みなさんを見送りました。

日本福祉文化学会新潟大会が昨日今日と行われ、その一環で陽光台集会所で昼食会と交流会が行われました。

お昼は山古志のお母さん方によるオニギリ、けんちん汁などなど・・・
ボランティアセンタースタッフも邪魔にならぬようお手伝いをしました。
一番のお手伝いは"食べる"事だったでしょうか。

今日は福岡から届いたミカンの仕分けとお届け、群馬からのキュウリと梅干をみなさんにお届けしました。

大変な数でもあり、またお天気の具合もあるので一日で配るのは大変なことですが、長岡ボランティアセンターと福島の「いわき明星大学」の学生さんの協力で夕方までに配り終わることが出来ました。

風が吹くたびに木の葉が舞い落ち、木々の様子が次第に寒くなります。
西の空から雲が流れてきて東の空を覆います。
さあっと雨が降った瞬間、西陽が射し込み大きな虹が架かりました。
（虹を撮ろうと思い外に出たら住民の方と立ち話をしていて逃してしまったぁ）

今日は福岡県からミカンが、県内加茂市から梨が届きました。

日が射したかと思えば、強い雨が降り出したりと慌しい天気の今日は、ボランティアや物資の電話応対や、来客の応対、雨の合間を縫って物資を配布したり、定例のお茶会を行ったりと、こちらも慌しい活動でした。
毎度ながら、二人の女性スタッフの働きぶりには頭の下がる思いです。

かかぁ天下と空っ風。そして焼きまんじゅう。
群馬県伊勢崎市より、焼まんじゅうをこよなく愛す「いせさき焼まんじゅう愛好会」のみなさんが、焼まんじゅうを仮設の方々へと来てくださいました。

ふんわりとしたまんじゅうを串に刺し、うちわでパタパタこんがりと。
秘伝の甘味噌だれをつければ、なんとも香ばしい「焼きまんじゅう」の出来上がり。

本日は米ニューオリンズからの視察がありました。

ニューオリンズでは今年八月末にハリケーン「カトリーナ」による被害を受け、今だ避難所生活をされている方々が居ます。
仮設住宅を建てて迎えなければならないが、どのように作ればよいのかということを問題としているようでした。