にいがた災害ボランティアネットワーク

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朝日山春の陣

 6月10日・11日、小千谷市浦柄地区にある『朝日山古戦場(戊辰戦争)』というところで行われたボランティア活動に参加してきました。この地区は中越大震災の際、流されてきた土砂によって集落を流れる芋川が堰き止められ、溢れた水によって水害になってしまった地区です(旧山古志村への入口にあたる地区でもあります)。
 その集落のシンボルでもあった朝日山。山頂に続く道(舗装された本道)が崩落により途絶してしまい、手つかずのままになっていました。そこで、今は使われていない旧道(未舗装の山道!)を補修して、頂上へのルートを確保しようというものです。作業は写真を見ていただけばおわかりの通り、資材を人力で運ぶことから始まり、土を掘り、階段を造るというものです。そして、それらの作業を通じ、地元の方の貴重なお話をお聞きすることが出来ました。
 災害の復旧・復興というと、どうしても生活に必要なものに先ず目がいきますが、心の復興という点ではこういった活動の重要性もそれらに劣るものではありません。
 今回は日本財団さん、中越復興市民会議さんなどの呼びかけに応じ、日本全国からボランティアが集結し、活動に当たりました。当会からは2名の人員と、作業に必要な資機材の貸与を行いました。

 なお、写真にある『恢興之道』とは、
     復興……元に戻す
     恢興……元より良くする
という意味を込めて名付けられました。
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