にいがた災害ボランティアネットワーク

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現地情報リンク集

○行政関係
    ・石川県庁
      ・七尾市役所
      ・輪島市役所
      ・穴水町役場

○社会福祉協議会関係
    ・全社協 福祉救援・災害ボランティア情報
    ・石川県社会福祉協議会
      ・七尾市社会福祉協議会
      ・輪島市社会福祉協議会
      ・穴水町社会福祉協議会

    ・石川県共同募金会
          →被災者の方々への義援金の情報はこちらから

○ボランティア団体関係
    ・石川災害ボランティアネットワーク
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帰着報告

  事務局の李仁鉄です。昨日、現地(石川県輪島市)より新潟へ戻って参りました。現地では通信環境が整わず、また、現場作業にばたばたと追われ、会員の皆様及び関係各位への情報発信ができなかった事をお詫び申し上げます。
(以下、私の見聞きした範囲内でのご報告です。当会や現地ボランティアセンターの公式見解ではないということをを承知おき下さい)
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能登半島地震の被害状況(一部抜粋)

能登半島地震に関する被害の状況(一部抜粋)……平成19年4月3日9:00現在
 
人的被害・住家被害等(人、棟)
   人的被害・住家被害(4月3日 7:00現在)
    七尾市  重傷者7、軽傷者107、全壊14、半壊19、一部損壊364、非住家被害55
    輪島市  死者1、重傷者10、軽傷者81、
            全壊327、半壊346、一部損壊1,535、非住家被害511
    羽咋市  軽傷者1、半壊2、一部損壊36、非住家被害4
    志賀町  重傷者4、軽傷者11、全壊3、半壊39、一部損壊493、非住家被害98
    穴水町  重傷者1、軽傷者39、全壊16、半壊23、一部損壊172、非住家被害27
    能登町  重傷者1、軽傷者11、一部損壊30、非住家被害18
     計    死者1、重傷者25、軽傷者254、
            全壊363、半壊431、一部損壊2,662、 非住家被害777
    
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穴水町からの現地リポート

京都大学防災研究所社会防災研究部門博士後期課程の吉田様より、昨日の穴水町における活動状況について報告を頂戴いたしました。長文のため、後半部分は『続きを読む』からご覧下さい。

=・=・=・=・=・=・=・=・=・= 以下転載部分 =・=・=・=・=・=・=・=・=・=
4月2日 晴れ時々曇り
  ボランティアセンターが4月4日までだったが,延期が決定、プレハブ設置予定(町の社会福祉協議会の中のVC(ボランティアセンター)を移動予定)

  住民からのニーズの電話受け取りからボランティアへの仕事依頼への流れの効率化を実施(引継ぎをしやすいように)←流れを理解するまでに多少時間を要する、と他の場所から来た社会福祉協議から来た人達の苦情を受けて。
  ボランティアの受付から待機場所への誘導,仕事依頼への流れの効率化の実施
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輪島市(旧門前町)からのレポート

  現在輪島市(旧門前町)でボランティア活動に従事しているMDRC(みやぎ災害救援ボランティアセンター)の伊藤副理事長様より、現地での報告を頂戴いたしましたのでご紹介いたします。

=・=・=・=・=・=・=・=・=・= 以下転記部分 =・=・=・=・=・=・=・=・=・=

4月2日より活動開始。
  初日は門前町の大釜地区・小山地区・阿岸地区などを巡回し、土嚢袋の配布を行いながら、『ご用聞き』活動を展開し個別に訪問を行いました。そうやってお伺いしたお宅の中で、墓石を直して欲しいというご依頼があり復旧作業を行いました。男性5人かかりで2時間。なかなか大変でした。
  翌4月3日は門前町の中でも山間の集落(本郷地区など)を巡回しながら昨日と同様に土嚢や飲料水の配布活動を展開いたしました。個別のニーズに関しては特になく、住民の方からはボランティアは充足しているとの声も聞かれました。
  ただその後避難所に移動した際、更衣室として使用できるようにと、ひとり用のビーチテントを設営し住民の方々に使っていただくようにして参りました。
  現地での活動を本日にて終了し、明日宮城県へ帰る予定です。
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当会からスタッフ派遣(能登半島沖地震)

  現地からの要請により、当会事務局員李仁鉄と多川氏(会員)を再度派遣いたしました。これまで場所をお借りしていた門前東小学校から道下地区にあるサンセットパークへとボランティアセンターが移転しました。
 事務局員李は今回、ボランティアセンタースタッフとして主にマッチング(活動紹介)業務や総務関連業務に携わらせていただいています。この時期のボランティアの活動は、主に家庭等のがれきの撤去並びに運搬となっており、避難所での活動は感染症等への配慮から基本的には制限しているようです。
 ニーズは合計60件ほど、ボランティア数については現在集計中とのことです。週末にかけて現地に行きたいと思っている方が多くいらっしゃるとは思いますが、出発前に必ず現地の情報を入手して(石川県等のHPなどで)向かわれますようお願いします。

  現地での状況は刻一刻と変化します最新の情報に留意してください。

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サンセットパークから望む日本海の夕日
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4月6日のご報告

  門前町地区に入っております事務局員李からの報告をさせていただきます。
(現地でインターネット環境が整わず、電話での報告を書き起こしております)

  ニーズは48件で主な活動はがれきやブロックの撤去が主になっています。
有資格の専門ボランティア(建築関係や衛生保険関係など)も現地入りしています。また、ニーズとボランティアの数の問題でボランティアが活動にはいるまでの時間が若干かかっており、ボラの待機時間が多少長くなっているようです。
  またオリエンテーションではうがい手洗いの徹底(感染症対策)や写真撮影の禁止など安全衛生やプライバシーに配慮したが指導されているそうです。
  また、ボランティアの装備不足が問題になっていたり宿泊やお風呂などのボランティアが本来出発前に確認するべき事が確認不足で現地のスタッフに相談するといった事態が発生しています。
  現地入りの際は革手袋や安全靴といった装備についても確認し、宿泊などの手配はボラ本人が責任を持って自分で手配するなど現地に負担をかけないようにしてほしいと思います。

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  ボラが現地に負担をかける事は、本末転倒です。必ず情報を確認し完全な装備で活動して下さい。
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4月7日のご報告

  週末となったがボラ・ニーズとも大幅な変動はなく推移しているようです。活動としてゴミ等の運搬も依頼されるようになってきており、口コミ等でニーズが広がりつつあり、ようやく住民の方にボラの使い方が浸透してきているようです。各地からセンタースタッフとして経験者が入りセンターの運営がスムーズになってきているようです。

  感染症対策がかなり問題なようでボラについても手洗いうがい・マスクなどの説明がなされているようです。
  また、来週現地の新聞折り込みでボランティアセンターの場所や内容などの紹介がされるそうです。

  ボラに行かれる方は必ず現地情報を確認の上、装備・体調を整えてください。

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